ホームページ制作会社の選び方|頼む前に確認する項目

制作会社の選び方 サイトを作る

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公開日: 2026年11月5日 / 最終更新日: 2026年11月5日 / 公式情報の確認日: 2026年11月5日

この記事のレベル(当サイトの目安)
初心者向け度★★★★★
難しさ★★★☆☆
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星は、当サイトの判断による目安です。

制作会社に頼む前にやることは、2つです。自分で決めることを1枚のメモに書くこと。そして、見積もりを受け取ったら5つの項目を確かめることです。この記事は、特定の制作会社を評価・比較しません。会社を選ぶときの「ものさし」を渡す記事です。

制作会社とは、料金を払って、ホームページを作ってもらう会社のことです。ホームページの作り方を選ぶ診断で結果Cになった人に向けて書いています。

この記事は、次のような人におすすめです

  • ホームページ制作会社に頼むか、迷っている
  • 見積もりで、何を確認すればよいか知りたい
  • 相談の前に、準備することを知りたい

結論: 先に決めるのは3つ、見積もりで見るのは5つ

順番内容目的
頼む前1枚メモ(目的・載せる情報・更新を誰がするか)見積もりの前提をそろえる
見積もり費用の内訳、更新と保守の範囲、ドメインとサーバーの名義、納品物とログイン情報、解約と著作権公開後に困る点を先に知る
相談2〜3社に同じメモを渡す同じ条件で比べる

注意

見積もりの5項目は、当サイトが初心者向けに整理した確認の質問です。公的機関が定めた基準ではありません。根拠にした公的資料は、末尾の「公式の確認先」にまとめました。

1枚のメモ(左)と見積もりの表(右)のイメージ

今日やること(1つだけ): 1枚メモを書く

連絡や契約は、まだしません。

  1. 紙かメモアプリを1枚開く。
  2. 次の「頼む前の1枚メモ」の3項目に、1〜2行ずつ書く。
  3. 書けない項目に印をつける。印をつけた項目は、相談で聞く質問になる。

頼む前の1枚メモ

1. 目的

「何のために、誰に見てもらうか」を書きます。例は、問い合わせを増やす、お店の場所と営業時間を伝える、商品を売る、です。

中小機構(独立行政法人 中小企業基盤整備機構)の情報サイトJ-Net21は、依頼前にサイトを開く目的を明確にするよう案内しています。目的によって、必要な仕組みやサイトの構成、載せる内容が変わるためです。完成までに待てる期間も、あわせて考えるよう案内しています(確認先1)。

J-Net21の記事は2017年8月に加筆修正されたものです。考え方の部分だけを参考にし、ツールや費用などは現在の内容と違う場合があります。

2. 載せる情報

載せたい情報を、箇条書きにします。会社やお店の紹介、サービスの内容、写真、地図、問い合わせの方法などです。

J-Net21は、原稿の執筆まで制作会社に任せることを、あまりおすすめしないと案内しています。任せる場合でも、できた原稿に意見を述べることが依頼する側に求められる、としています(確認先1)。当サイトとしては、制作会社はあなたの仕事の中身を知らないことが多いので、伝えたい内容は自分でメモにしておくと進めやすい、と考えます。写真と文章を、誰が用意するかも書いておきます。

3. 更新を誰がするか

公開したあとの更新を、自分でするのか、制作会社に頼むのかを決めます。

J-Net21は、窓口になる担当者を決めることを案内しています。その人が、制作会社とのやり取りに加えて、内容づくりや更新、システムの管理も担う形です(確認先1)。自分でする場合は、更新しやすい作りかどうかを、相談で聞きます。頼む場合は、次の「更新と保守の範囲」の確認が大切になります。

見積もりで確認する5項目

見積書を受け取ったら、次の5つを確かめます。書面に書いていないことは、質問して、答えを書面(メールでも可)にもらいます。

1. 費用の内訳

「一式」と書かれた行は、中身を聞きます。確認する質問の例です。

  • 初期費用に含まれる作業(デザイン、ページ数、写真の用意など)は何か。
  • 毎月または毎年かかる費用は何か。
  • 見積もりに含まれない作業は何か。

見積もりに含まれない作業が分かれば、あとから金額が増えるのかどうかを、判断しやすくなります。J-Net21は、自社でできない作業は、専門業者を選んで見積もりを取るよう案内しています(確認先1)。内訳の見方そのものは、公的資料で確認できませんでした。

2. 公開後の更新と保守の範囲

保守とは、公開したあとに、サイトを動かし続けるための作業のことです。範囲は会社によって違います。

  • 文章や写真の差し替えは、誰が、何回まで、いくらでするか。
  • 不具合が起きたとき、いつ連絡すれば、どう対応してもらえるか。
  • 保守の費用は、月額か、都度か。契約の期間はいつまでか。

3. ドメインとサーバーの契約名義

ドメイン(サイトの住所にあたるもの)と、サーバー(サイトのデータを置く場所)の契約者が、誰になるかを確認します。制作会社が代わりに契約する場合もあります。

  • ドメインの登録者は、自分(自社)の名前になるか。
  • サーバーの契約者と、料金の支払先は誰か。更新の通知は、誰に届くか。

ドメインの登録者は、JPRS(日本レジストリサービス)の検索ページ「JPRS WHOIS」で調べられます。登録者、連絡先、ネームサーバー(ドメインとサーバーを結ぶ案内役)などの情報を確認できます。対象は、JPドメイン全部と、JPRSが管理する一部のドメインです。対象外のドメインは、別の方法で調べます(確認先3)。

ドメインとサーバーの基本は、サーバーとドメインの違いと、契約前に決める5つで説明しています。

4. 納品物とログイン情報

完成したときに、何を受け取れるかを確認します。

  • 管理画面(サイトを更新する画面)のIDとパスワードを、渡してもらえるか。
  • サイトのデータの控え(バックアップ)を、受け取れるか。
  • 写真やデザインの元データは、受け取れるか。

POINT

管理画面に入れないと、自分で更新できません。ほかの会社に引っ越したいときにも困ります。納品物の一覧を、書面にもらうと確実です。

5. 解約と著作権の扱い

著作権とは、文章、写真、デザインなどを作った人が持つ権利のことです。文化庁の「誰でもできる著作権契約マニュアル」によると、報酬を払って作ってもらい、納品を受けても、著作権まで移るわけではありません。著作権を譲り受けるなら、契約書に書く必要があります(確認先2)。

同じマニュアルは、利用の許諾と譲渡の違いも説明しています。利用許諾は、契約で決めた範囲で使える形です。譲渡は、権利を相手から自分に移す形です。確認する質問の例です。

  • 完成したサイトの文章、写真、デザインを、自分が自由に使えるか。範囲に制限はあるか。
  • 契約をやめるとき、いつまでに、どんな手続きが要るか。違約金や、やめたあとの料金はあるか。
  • やめたあと、サイトのデータやドメインは、どうなるか。

権利を移す場合は、著作権法27条・28条の権利(作り変えたものを使う権利など)を含めるかも、契約書に書きます。書かないと、移った対象に含まれないと推定される決まりがあるためです(確認先2)。契約書の細かい書き方は、専門家に相談してください。

制作会社に相談する流れ

  1. 1枚メモを書く(今日やること)。
  2. 2〜3社に、同じメモを送って、見積もりを頼む。
  3. 見積書を受け取ったら、上の5項目を確認し、答えを書面でもらう。
  4. 納得できなければ、契約せずに断る。急がされても、その場で決めない。
  5. 契約したら、契約書と、確認の答えを保管する。

注意

契約にあたり困ったことがあれば、消費者ホットライン「188」で、近くの消費生活相談窓口を案内してもらえます。相談を受ける窓口ではなく、案内の電話です。事業のための契約が、窓口の対象になるかは、窓口で確認してください(確認先4)。

作るのが不安な人は、プロに相談する手もあります。

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作るのが不安な人は、プロに相談する手もあります。制作会社の例です。

料金・プラン・申し込みの受付状況は、申し込みの前に公式ページで確認してください。

上の枠は広告です。この記事は、枠内の会社を評価していません。

向く人・向かない人

向く人向かない人
制作会社に頼む作業の時間が取れない。デザインや仕組みを、まとめて任せたい費用を、できるだけ抑えたい。自分で更新を続けたい

向かない人は、自分で作る方法のほうが合う場合があります。ホームページの作り方を選ぶ診断で、ほかの方法も見られます。

よくある質問

見積もりは、何社に頼めばいいですか?

数に決まりはありません。同じメモを渡して、2〜3社の答えを比べると、違いが分かりやすくなります。

契約書がなくても、頼めますか?

口約束だけだと、内容が残りません。見積書、メール、契約書など、書面に残る形にしておきます。契約書の必要性は、取引の内容や相手によって変わるため、専門家や相談窓口に確認してください。

次にやること

まとめ

  • 頼む前に、目的、載せる情報、更新を誰がするか、の3つを1枚に書きます。
  • 見積もりでは、費用の内訳、更新と保守の範囲、ドメインとサーバーの名義、納品物とログイン情報、解約と著作権を確認し、答えを書面でもらいます。
  • 納得できないうちは、契約しません。

公式の確認先

番号提供元この記事で参照した内容公式URL
1中小機構 J-Net21(ビジネスQ&A「失敗しないためのホームページ作成依頼の方法はありますか?」)目的の明確化、担当者、原稿、見積もり。2017年8月に加筆修正と表示されていますhttps://j-net21.smrj.go.jp/qa/development/Q0418.html
2文化庁「誰でもできる著作権契約マニュアル」報酬を払っても著作権は移らないこと、利用許諾と譲渡の違い、翻案に関わる権利https://www.bunka.go.jp/chosakuken/keiyaku_manual/1_1_2.html
3JPRS WHOIS の案内登録者などの確認、表示される情報https://jprs.jp/about/dom-search/jprs-whois/whois-guide-check.html
4消費者庁「消費者ホットライン188」近くの消費生活相談窓口の案内https://www.caa.go.jp/policies/policy/local_cooperation/local_consumer_administration/hotline/

公式情報について

  • 上の公式URLの確認日は、すべて2026年11月5日です。更新日は確認できませんでした(文化庁、JPRS、消費者庁)。
  • 料金、契約条件は会社ごとに違い、変わることがあります。この記事には、料金の数字を書いていません。契約の前に、各社の見積書と契約書で確認してください。
  • 法律の判断が必要なときは、専門家や相談窓口に確認してください。

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